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20代にパブで出会った10歳年上の大好きだった彼女!

私が20代半ばの頃のお話です。

当時営業をしていましたので接待でお客さんとの飲み会が週に3回ペース位であちこち飲み歩いていました。

とあるパブで知り合った青森の五所川原出身の少し訛りのある私より10歳年上の女性でした。私も山形出身の訛りを気にしながら仕事をこなす毎日を送っていたので初対面からお互い好感を持っていたように思います。けして美人という類の女性ではなく悪く言えば田舎臭さの抜けない田舎のお姉ちゃんといった感じの人でした。私はそこにも好感を持っていました。

何度かお店に通ううちに、同伴してくれないかと頼まれます。率直な感想は、あーやっぱり好意を持っていたのは自分だけで営業の一環で相手してくれていたのだなと、がっかりしたのを憶えています。お店が始まるのは19時から。同伴すると1時間の猶予が与えられ20時から出勤すればいいのだと説明されました。待ち合わせは18時。まずは食事をして少し飲んでから出勤という流れです。どこのお店で食事するかはあってから決めようねと言われ、そしてその時間に待ち合わせ場所に。

彼女は「私の知ってるお店へいかない?」と誘ってきます。ひょっとしたらキャッチ系?なんて考えながらも彼女に促されるままついていくと、そこは場末のスナック。??が頭の上に。中に入るとお客さんは誰もいません。それどころか店主もいません。とりあえずカウンターに座りビールを注いで乾杯後、着替えてくると彼女が言ったように記憶しています。

戻ってきた彼女は割烹着姿でした。よくよく話を聞くと、ここのお店のママと同郷で仲がいいらしく頼み込んで2時間お店を貸してもらったとのことでした。田舎の料理を作って食べさせたいとの思いで色々準備していたらしいです。

ひょっとしたらこれも営業の一環?そんなことも頭をよぎりましたが、単純に嬉しく、疑った自分が少し恥ずかしくもなりました。

何を食べたかあまりよく覚えていませんがタケノコの煮物とか、五目ちらしのようなものを食べたような記憶があります。どれも素朴ではありましたが、ほんとうに美味しかった。しかも材料費やお店への心付けも彼女が払ったからいらいなよと言ってくれました。

彼女の話では同伴にはノルマがあるのだがそのノルマを全然こなせていなくてこのままいくと罰金になってしまうから同じ田舎くさい私に一縷の望みをかけてお願いしたのだそうです。無理にお願いしたのだからお金はいらないよと、はにかみながら言う彼女を見てその一瞬で恋に落ちてしまいました。

当時の私はあまり女性慣れしていなく、すぐに彼女に告白することもできずに数か月たちましたが、何度かお店でも個人的にもデートを重ね、ようやく交際してほしい旨を彼女に伝えることが出来ました。彼女は泣きながら受け入れてくて「うれしい」と喜んでくれました。

付き合っていくうちにお互いの身の上話をし、彼女が離婚してまだ1年程しかたっていないこと、子供が2人いることをしりましたが全くきになりませんでした。それどころか私は独身で未婚でしたが彼女との結婚も視野にいれて考えるようになっていました。ただ子供には立場がはっきりするまでは会う度胸はなく、そのことは彼女にも納得してもらい、子供の誕生日やクリスマスなどの特別な日には彼女からプレゼントを渡してもらうにとどまりました。

当時の私は3月の繁忙期が過ぎると4月にポカンとスケジュールが空き自由になるので、その時期に彼女と旅行に行くことが最大の楽しみでした。

いろんなところへ行きました。仙台松島、彼女の田舎の青森、福井、長野。出来れば自分の田舎にも連れて行ってお袋に紹介したいと考えていました。自分では結婚を前提にお付き合いさせてもらっていると思っていたからです。

でも、彼女はあまりいい返事はくれません。ことあるごとに言うことは、「こんなおばちゃんとの付き合いは遊びでいいんだよ」とか「いつか、あんなおばちゃんと付き合ったんだよと笑い話にしてね」とかネガティブなことばかり。これは私がはっきりと意思表示を強くしないのが悪いのだろうと思い、はっきり彼女に「結婚してほしいんだ。親にも会って欲しいし、子供たちにも会いたいんだ。」と伝えました。

それが彼女との最後になってしまいました。

何日か後に仕事の休みの日に私のアパートに来て話しがあると彼女がいいました。私はてっきりプロポーズに対する良い返事なのだろうと勝手に思い込み、飲物の用意や食事の準備をするよというと、今日は話をしに来ただけだからいらないといわれました。かなり深刻な顔をしていたのに気が付きどうしたのか聞くと、泣きながら別れて欲しいと絞り出すように口にしました。

今でも大好きなんだと言われましたが、理由は聞かないでとのことでした。私は茫然としアパートから出ていく彼女を見ていました。最後の言葉は「もっと若くていい人に巡り合えることを願っているよ。」でした。

これが私の大好きだった彼女との出会いと別れの顛末です。

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テーマの著者 Anders Norén